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飛べない翼に意味はあるのでしょうか

劇場版AIR見てきました。
結構面白かったのかなんなのか。

俺的評価は低いですが。

とりあえずよかった点を先に書いてみましょう。
・住人の声が緑川。流石オリジナル住人。
・晴子の声はヤッパリぴったりだと思います。

よかった点が思い出せません。

じゃぁ、駄目な点。
・そもそもシナリオがAIRぽくない。作品から漂ってくる雰囲気がAIRとは違う。
 パンフレットを読んだら、どうやら監督はAIRやってないらしい。
 AIRという名の出崎監督の作品になってしまっている。
 それが悪いことなのかどうかは知らないけど俺の中では納得行かない。
 シナリオ自体は第9稿を採用したと書いてあったがパンフに載っていた第3稿のほうが
 よっぽどAIRらしいと俺は感じた。監督( ゚Д゚)イッテヨシ。
 シナリオの人頑張った。

・みすずちんの台詞回しが微妙。
 映画の尺の関係上、多少早口になったりするのは問題ないがキャラとしての
 「口癖」がほとんどと言っていいほど出てこない。曰く「うぐぅ」や「えぅー」ニ該当する
 「みすずちんぴんちっ!」とか「がお・・」とか「にはは」とか。
 ドレも多くて3,4回。視聴者を舐めてるのか。
 俺のみすずちん返せ。

・作画についても不満。
 時々挿入されるパステル調の絵はなんなんだ。
 住人の回想、みたいなかたちで物語が進んでいくが節目節目で止め絵のスクロール。
 もっと回数が少なくて本当の見せ場でああいう技法を使うのなら分かるけど
 挿入回数が多すぎて手抜きにしか見えない。
 むしろ手抜き。
 京アニのAIRと絵柄を比べるのもアレだが、絵柄自体は東映独自のAIRという形を
 作り出していたと思う。が、動けよもっと。映画だろ。
 ぶっちゃけでもなんでもないが 映画<<<TV版 てどういうことだ。
 1週ペースで作ってる京アニに負けてどうする東映。




まぁ、文句ばっかり多いレビューですこと。

それだけ期待してたんですよ。東映のAIRにも。
期待してただけに、画像の質にもシナリオにも落胆しました。



いろいろ思うところがあるんですが、多分監督が失敗ですね。

シナリオ第1稿をライターの人が書いてきたときに(ライターの人はAIRプレイ経験有り)
持った印象は

「なんじゃこれは」

だったみたいなことがパンフに書いてました。

ちなみに第1稿のシナリオはゲーム本編に沿った内容だったそうです。

(# ゚Д゚) フザケンナ







文句ばっかりで終わってみる。


今日の一曲。

・みるくくるみ オモイノチカラ

 友達以上恋人未満の挿入歌。割と熱い。好みの曲調です。
by rqade | 2005-02-07 17:38 | 日々之徒然


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